運動の効果2|減量後の体重維持には運動が重要

ダイエット
A young adult male athlete bouldering on a vibrant indoor climbing wall. He demonstrates agility and strength as he moves upward. The colorful holds add to the challenge of the exercise, showcasing an active and healthy lifestyle.

前回の記事では、運動だけでは消費カロリーが限られるため

減量効果は小さいことを紹介しました。


今回は、運動が減量後の体重維持にどのように役立つか

科学的データをもとに解説します。

減量の基本は消費カロリー>摂取カロリー

カロリー収支の基本

減量するためには、1日の摂取カロリーを

消費カロリーより低くする必要があります。


これは、食事制限でも運動でも同じ原則です。

  • 減量 = 摂取カロリー < 消費カロリー
  • 増量 = 摂取カロリー > 消費カロリー

運動単独では消費カロリーが限られるため

体重を大きく減らすには食事管理が最も効率的です。

運動はリバウンド防止に効果的

実験結果から見る運動の役割

ある実験では、以下の2グループで減量プログラムを実施しました。

  • グループA:食事制限のみ
  • グループB:食事制限 + 運動

2か月間のプログラム終了後、両グループとも同程度に体重は減少しました。

しかし、その後の経過を追うと、

  • グループAは元の体重に戻ってしまった
  • グループBは減量後の体重を維持できた

この結果から、運動は減量後の体重維持に効果があることがわかります。

運動は小さな習慣から始める

ベビーステップで無理なく

運動を始めると聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが

まずは簡単なことからで十分です。

  • 歩く
  • 階段を使う
  • 軽いストレッチや筋トレ

特に「歩くこと」は、靴さえあればすぐに始められます。


毎日の小さな運動を習慣化することで

リバウンド防止健康維持に役立ちます。

まとめ

  • 減量中は、消費カロリー > 摂取カロリーが基本
  • 運動単独では体重は大きく減らないが、減量後の体重維持には有効
  • 運動は小さな習慣から始めることが続けるコツ
  • 歩くなど日常でできる運動を取り入れよう

今日もここまで読んでくれて有難うね。


小さな運動習慣が、未来のあなたをつくります。

参考図書

  • 「運動しても痩せないのはなぜか」ハーマン・ポンツァー著 草思社
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