なぜ良い習慣は身につきにくいのか?
「よし、ダイエットのために運動を始めよう!」
そう思ったのに、気づけば1週間で終了。
このように、新しい習慣が長続きしないのには理由があります。
主な原因は次の2つです。
習慣が定着しない2つの理由
- 変えようとしているものが間違っている
- 習慣を変える方法が間違っている
この記事では特に 「変えようとしているものが間違っている」
ことに焦点を当てて解説します。
「痩せる」だけでは続かない理由
ダイエットのとき、多くの人は「10kg痩せたい」
「体脂肪を減らしたい」と数字の目標を立てます。
しかし、これは習慣が定着しにくい考え方です。
なぜなら 「◯kg痩せたら終わり」 というゴールでは
モチベーションが続かないからです。
本当のゴールは「痩せた後の自分」
大切なのは、「痩せること自体」ではなく
「痩せてどうなりたいか」 を明確にすることです。
例えば:
- 痩せてモデルのように自信を持ちたい
- 痩せて異性にモテたい
- 健康になって人生をもっと楽しみたい
このように自分の理想像(アイデンティティ)を目標にすると
習慣は自然と継続しやすくなります。
習慣は「アイデンティティの一部」にする
「私は健康に気を使う人間だ」
「運動を楽しめる人だ」
こう自分のセルフイメージに習慣を組み込むことで
行動は“やるべきこと”ではなく、自分らしい日常になります。
※心理学でも、アイデンティティに基づく行動が長続きすることは実証済みです。
あなたが怠けているわけではない
習慣が続かないと「意志が弱い」と自己否定しがちですが
原因は 考え方 にあります。
- 「数字だけの目標」では動機が不十分
- 「理想像を意識した習慣化」が成功の鍵
習慣化に失敗しても、自分を責めず
まずは理想の自分像を明確にしてみましょう。
まとめ:習慣化を成功させる考え方
- 数字の目標より「理想の自分像」に焦点を当てる
- 習慣は「アイデンティティの一部」にすると定着しやすい
- 失敗しても、自分を責めない
今日もここまで読んでくれて、ありがとうね。
参考図書
ジェームズ・クリアー著
『複利で伸びる1つの習慣(原題:Atomic Habits)』