「運動するほど消費カロリーは増えるか」で

1日の消費カロリーには

上限があると書きました

人は、消費可能なエネルギーを

・生殖系

・運動

・思考

・消化活動

・免疫系

・etc

などで分け合っている

というのが

「運動しても痩せないのはなぜか」

の書籍で著者が述べていることです

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この考え方だと、運動をすることの

メリットが理解出来ると思います

炎症反応を例に、その理由を述べます

例えば、体外から

ウイルスや細菌などが侵入すると

体内で炎症が起きます

発熱や鼻水、咳が出たりしますね

これは免疫系が働いていれば

こその反応です

しかし、この炎症反応が

慢性化するとどうでしょう?

炎症反応もエネルギーコストが

高いため、1日の消費可能なエネルギーの

何割かは消費することになります

この割合を減らすためには

免疫系以外の所で

エネルギーを消費する必要が

あります

手っ取り早く

出来るのが運動です

運動で免疫系に使われる分の

エネルギーを消費してやれば

慢性的に炎症反応を

起こせなくなります

逆に、過剰な運動をすることで

免疫系で使うべきエネルギーが

消費出来なくなるということも

当然あり得ます

極端なトレーニングで

肉体を酷使するアスリートは

風邪をひくと治りにくい

というのも理解出来るかと思います

しかし現代人の運動量は

かなり低いです

アスリートでなければ

なるべく体を動かすことを

習慣に出来ると

風邪をひきにくい体に

なるでしょう

ベビーステップで

是非体を動かしてみて下さい

今日もここまで読んでくれて

有難うね

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参考図書

運動しても痩せないのはなぜか

ハーマンポンツァー著

草思社